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2014年07月

採蜜

採蜜の様子はいつも同じような写真になってしまいます。

(前回の採蜜の様子はこちら→2014.6.17アカシア採蜜ー北海道余市周辺

20140724094220.jpg

ミツバチの巣箱のフタを開けているのは我らが三代目↓

20140724094222.jpg

ミツバチの巣が作ってある巣板(すいた)を取り出すと、↓

20140724094223.jpg

当然ミツバチが沢山ついていますので、

板を振って、ミツバチを払い落とします。

20140724094224.jpg

綺麗に落とせました。

遠心分離機の近くまで運んで、

蜜蓋を切り落として、

20140724120406.jpg

遠心分離機にかけて、

はちみつをしぼったら、

きちんと同じ巣箱に戻します。

巣箱ごとに匂いが違うらしいので、

(ひとつの巣箱が一つの家族(群)です)

箱を間違えないように気をつけます。

20140724120407.jpg

はちみつが抜けて巣板が軽くなっているので、

3枚一緒にもっています↑

左手に持ってるハケは、ミツバチを払うためのものです。

巣板を戻す時や、巣箱のフタを閉める時に、

ミツバチを潰して殺さないように、ハケで優しく払います。

20140724120408.jpg

ミツバチがフタの所にいないか確認して、

フタを閉めたら終了です。

ミツバチを潰して殺してしまうような荒い扱いをしていると、

だんだんその巣箱のミツバチたちも荒くなって、

人を刺しやすくなったりするそうです。

殺さないように優しく扱えば、

おとなしい良いミツバチになります。

なんだか人間関係と一緒ですね・・・

 

この日採れたはちみつは

20140724121136.jpg

こんなでした。

先日書いたイタチハギなんかが混ざっているのかなー?

こういった蜜源が特定できないものや、

いろいろな花の蜜が混ざっていそうなはちみつは雑蜜と呼ばれ、

「百花蜜」「野の花はちみつ」「里山の蜜」などいろいろな名前で販売されています。

ナルセ養蜂場でも「野草はちみつ」として販売しています。

いろいろなものが混じっている分、

その時々によって味の違いがあります。

 

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国産はちみつ

ナルセ養蜂場

 

北海道の蜜源 6月(山)

採蜜の手伝いに行く時はできるだけ、

ミツバチが訪れている植物の写真を撮るようにしています。 

20140719121115.jpg

その写真をいくつかご紹介します。

 

20140719121117.jpg

ハリエンジュ(ニセアカシア)Robinia pseudoacacia L. マメ科

まずは言わずと知れたアカシア
養蜂家たちはみんなアカシアと呼び、
はちみつも「アカシア」という名前ですが、
和名はハリエンジュ。帰化植物です。
名前の通り、幹には棘があります。

 20140719141311.jpg

イタチハギ(クロバナエンジュ)Amorpha fruticosa L. マメ科

こちらも帰化植物、濃紫の花にオレンジの花粉のコントラストが目を引きます。
この花粉のおかげで、イタチハギだけの蜜が採れると
ピンクオレンジの蜜になります。

20140719121111.jpg

(たぶん)ブタナ Hypochaeris radicata L. キク科

たぶんブタナです。
タンポポのようですが、背が高いです。
過積載としか思えない花粉とお尻がキュートです。
これも帰化植物。

20140719121116.jpg

花粉まみれになってます↑

20140617182107.jpg

ハマナス(ハマナシ)Rosa rugosa Thunb. バラ科

十勝の六花亭さんの包装紙にも描かれています、ハマナス。
これは在来のようです。
とっても良い香り。ローズヒップも美味しいらしいです。
これは、蜜採れるのかな??花粉だけかもしれませんね。
どちらにしても「ハマナスはちみつ」が採れるほど
たくさん蜜は出していないようです。

6月に採れた雑蜜(いろいろな花のみつの混じったもの)

はこんな花の蜜が混じっているかもしれません。


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ミツバチの増やし方2 割り出し

ミツバチの増やし方2回目です。1回目はこちら ミツバチの増やし方①

本日は割り出し。

今まで一つの巣箱にだったものを

いくつかに分割するので、

「割りだし」あるいは「分けだし」といいます。

20140715185252.jpg

本日はここの蜂場で作業しますー

朝早いので(6時)涼しくて気持ちいい!

 

女王蜂候補を移虫してから10日目。

20140715180949.jpg

うまく育ってます。

オレンジのコップに、盛り上がったフタがされて、

中でサナギが育っています。

写真真ん中の幼虫は、もう動いていました。

よく見るとお尻が黒くなってきているのが分かります?(サナギは真っ白)

もう今にもフタを突き破って出てきそう!

 

さて、この女王蜂のサナギですが、

もちろん一匹だけで置いといてもだめで、

働き蜂たちを分けて与えて置かなければなりません。

 20140717114548.jpg

今までひとつの巣箱に入っていた9枚の巣板を

ミツバチがひっついたまま外にだして、

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新しい巣箱に入れます。

一番奥がミツバチのついた巣板。

手前の巣は巣蜜といって蜜が入ったまま保存していた巣で、

突然数が減ったミツバチ達の餌用に入れておきます。

 

ここに、一匹先ほどの女王蜂をいれる訳ですね。

20140715183456.jpg

プラスチックの部分を持って、王台を一つもぎ取ります。

(王椀は木の枠に蜜ろうでひっつけているだけなので、簡単に採れます)

これを、↓この辺に、つけたい。

20140715182218.jpg

 

写真の下に見えているのはワタクシの長靴。

写真の矢印あたりにいるミツバチたちは、

手でサササとやってどいていただいて、

20140715184235.jpg

人工王台をぺちょっとつけます。

20140715184557.jpg

 

つきました。

ちょっと、抑えるだけで、簡単にひっつきます。

 

後は巣箱のフタをして、

上手く羽化してくる事を祈ります。

ここまできても100%成功するとは限りません。

 

女王蜂を増やして、家族を分けて群を増やす、

理屈は簡単なんですが、

そううまくは行かないのが実際です。

 

素手で作業していましたが、

この日はミツバチには刺されていません。

ミツバチは怖くないんですけど、

素手で作業していて怖いのは他の虫・・・

 

ミツバチの方ばかり見て作業していますから、

ふと触った巣箱のフタの上に、

20140715185901.jpg

 

こーんな毛虫がいたり。。。

もっと巣箱の木になじんだ色の毛虫とか、

みててもわかんなかったり・・・

巣箱が木なのでとげが刺さったり、

そういうことが怖いです。

この日も、「痛ーーーい!とげか!?」と思ったら

毛虫がいて真っ青になりました。。。

 

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