98年夏、釣りの師匠Ｓさんに日高のメナウシュンベツにヤマメ釣りに連れていってもらいました。これが始めての本格的な釣り、当たりさえのわからない初心者の私に釣られてくれるようなヤマメはいません。その隣でベテランＳさんは、魚影の薄い中、次々とつり上げます。これが経験の差とあたらめて思い知らせました。
　確かに釣れないのは悔しい。でも、川の中から眺める風景、水の音、緑の香り、ふだんの生活では得られない経験をし、たとえ釣れなくても楽しさを与えてくれる渓流釣りの虜になってしまいました。後はご想像のように時間を見つけては釣行の毎日・・
　歴舟川支流ヌビナイ、薫別川の函の美しさ、冬間近の荒涼とした別寒辺牛川、等々印象に残る風景を残してくれました。今年はどんな経験をさせてくれるのでしょう。そして釣りの腕前も上げなくては・・

写真は別寒辺牛支流の流れ・・・　　　99年2月