Bee's Q&A はちみつQ&A |
ミツバチの社会 |
蜜蜂の一群は1匹の女王蜂と、数千から数万の働き蜂、全体の約1%の雄蜂からなっています。 女王蜂は、働き蜂の約5倍と体が大きく、寿命が3年から4年で、花盛りの時期には1日1500〜2500個の卵を生みます。そして一生涯花を訪れることもなく、働き蜂に守られながら巣箱の中で卵を生み続けます。 働き蜂は、メスの蜂で花蜜や花粉の採集、育児、巣作りなど、いっさいの仕事を行います。また外敵からの防衛も大事な仕事で、外敵を刺殺する針があるのも働き蜂だけです。寿命は花盛りの時期は約1ヶ月、冬を越すもので半年といわれています。 雄蜂は、新しく女王蜂が生まれる前に先立って生まれ、女王蜂が成長すると巣箱から出て空中で交尾をします。しかし数千匹の中で1匹だけ交尾できるというはげしい競争を勝ち抜いた雄蜂も交尾で生殖器を取られ死んでしまいます。 女王蜂は一度交尾をすると精液を貯精膿にたくわえ、二度と交尾はせず卵を生み続けます。交尾しか仕事のない雄蜂は花のなくなる時期になると、エサも与えられずあげくには巣箱から追い出され全部死んでしまいます。 |
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