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Field Notes フィールドノート

春の訪れた西別川 2000/5 Page1/5

西別川上流
西別川上流

 午前2時、目覚ましより早く目がさめる。眠りについたのが午前0時と布団に入ってしまったら寝過ごす心配があり、居間のソファーで仮眠をとった。用意も早々に車に乗り込みエンジンキーをまわす。今年の道東は記録的な大雪にみまわれ、渓流開幕が例年に比べ一週間以上遅れている上放流された稚魚鮭の様子も気になるが、今年初めての西別川に期待しハンドルを握った。

 阿寒湖畔の脇を走る国道、日が昇り始めた薄明かりの中、親子鹿の屍ニ体が目に飛び込んできた。そばには車の部品が散乱している。この先の峠では頻繁に鹿を目にしカーブでは特に慎重な運転をしているが、こんな温泉街近くにあらわれるとは・・・

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