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Field Notes フィールドノート

春の訪れた西別川 2000/5 Page2/5

緑に映える銀鱗
緑に映える銀鱗

 4時すぎ、西別川上流のいつもの入渓ポイントに到着。日は完全に昇りきっている。空はうす曇。久しぶりの西別川に胸を膨らませながら入渓の用意をすませ川に入る。心配していた濁りもなく流れも澄んでいて水中には濃緑のバイカモがゆらめいている。

 岸からのびた倒木の下、バイカモの脇とポイントを攻めながら川を下る。深みや流れの緩やかな所には稚魚鮭が残っていて、群れになり水中をキラキラと輝かせながら自分より大きいルアーを追ってくる。ルアーをくわえようとフッキングしてしまう猛者までいた。

 下り始めて30分、バイカモにそってルアーを流すとピクッとしたアタリ、すかさずロッドをあおると手にブルルと魚の躍動が伝わってきた。しかし、フッキングが浅かったのかすぐにバレてしまう。バラしたのは残念だか、とにかく魚のいる事に一安心し、さらに下流に向かう。

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