いよいよ北海道でも採蜜がはじまりました。

今週は後志（しりべし）の養蜂家さんところへ

初回採蜜のお手伝いに行ってまいりました。

朝4時。

朝はあいにくの雨模様。

蜂場もしっとり濡れています。

 

初回採蜜と聞くと、初物の印象で、いいイメージをもちそうですが、

養蜂の世界では、「初回採蜜」とは「お掃除採蜜」のこと。

冬の間にエサとして与えていた砂糖水が

まだ巣の中に残っているかもしれないので、

1度採蜜して、きれいに掃除をするのです。

 

作業を始めたら晴れてきました。

 

朝日が巣板に当たります。

ミツブタがびっちり！

 

ミツブタを切り落として、 

 

遠心分離機にセット！

 

でてきましたー！

初回蜜です。

けっこう濃い色をしてました。

昨年の秋から残った蜜、エサとしてあげた砂糖水、

春先の花の蜜も入っているでしょうか、トチの花も咲き出しています。

でも、冬の砂糖水が入っているかもしれないので、

はちみつとしては売れません。

こうして初回蜜をしぼることによって、

次から採蜜する蜜がちゃんとはちみつとして出せるようになります。 

 

全ての蜂場を、初回のお掃除採蜜してまわります。

次の蜂場は！

前回防草シートを敷いた蜂場です。

（詳しくは前のブログ　→2015.05.23 ヒグマ対策！）

 

防草シートを敷いたところは雑草が生えておりませーん！

バッチリ！？

と思ったら、

分かりますでしょうか、上の写真

写真左手から背の高い草が倒れてきて

電柵のヒモに触っております･･･

うーん。

やっぱりまるきり放置というわけにはいきませんね。

見回り必須。

それでも、草刈の手間がないだけずいぶん楽でございます。

 

そして、

朝の雨のおかげでしょうか、

トラックぬかりました。

とほほー

こういうときはどうしようも無いのでＪＡＦです。

蜂場は普段自分達以外の人が入らない

整備されてない場所がおおいので、

こんなことがままあります。

これも養蜂家あるあるですかね？

 

国産はちみつ

ナルセ養蜂場

帯広近郊では長芋畑にネットが張られ、

秋まき小麦がいつの間にか大きくなって、

ジャガイモや小豆の畑も芽をだして、

畑も緑色になってきました。

 

たまにぐっと暑い日もあり、

日当たりの良い街路樹なんかではアカシアの花が既に咲き始めています。

本州に拠点を置く養蜂家さんたちが北海道に

上がってくる日程も次々に決まっています。

 

題名のレンゲはちみつ入荷の件の前にお知らせがひとつ。

夏期は養蜂仕事の繁忙期！

ナルセ養蜂場の3代目は養蜂家の手伝いに、

北海道を飛び回る時期になりました。

家での瓶詰め、梱包作業などが手薄になるため

普段より発送が遅れる事がございます。

進物など日にちが決まっている場合は余裕をもってご注文、

または配送日の指定をお願いいたします。

ご迷惑をおかけするかもしれませんが、

ご理解いただきますようおねがいいたします。

 

さて！それでは本題です！

今年もレンゲはちみつが福岡から届きました！

レンゲは毎年採れるかどうかヒヤヒヤするのです。

レンゲは贈答にも喜ばれ、国内ではアカシアと並んで人気の高いはちみつです！

北海道民としてはアカシアを推したいところですが、

やっぱりレンゲもおいしいなぁ。

 

今年のはちみつは去年の物より上品で、

のどにツンとこない感じです。

本日瓶詰めを開始！

早速店頭にも並べました！

 

ご注文はこちらから↓

 福岡県産れんげはちみつ　

 

ナルセ養蜂場