ローヤルゼリー採取2
あれから3日経ちました!
移虫した王台はどうなっているでしょうか。
今日は幼虫の写真が出ますので、
苦手な方は注意。
巣箱から取り出します。
おお!この枠は100%育っています!
移虫するときに幼虫を傷つけると育たないので、成績優秀です。
プラスチックのコップの上に、フタが出来上がりつつあります。
中はどうなっているでしょう。
下から見た様子。
よくみると、一つの部屋に一匹、幼虫が丸まってます。
(もう何日かすると、このフタが閉じられ、中の幼虫がサナギになります)
ローヤルゼリーを取り出すためには、
まずはプラスチックのコップの上盛られたフタの部分を切り取ります。
そうすると
じゃじゃーん!
白いローヤルゼリーの中に女王蜂候補の幼虫が浮いています。
左から2番目と4番目は上手く育たなかったようです
幼虫もローヤルゼリーも入っていません。
そして、女王蜂候補の幼虫さんには大変申し訳ありませんが、
邪魔なので最初に取り出します。
写真は我らがナルセ養蜂場の三代目↓
右手に持っている葉っぱに取り出しています。
右手の葉っぱはおぞましい状況になっております...
ピントの合った写真もありますが、載せるのはやめることにします。
幼虫を取り出したら、
いよいよローヤルゼリーを集めます!
専用の小さなプラスチックのヘラでひと部屋ひと部屋すくい取ります。
すくったら新品のジップロックにいれました。
まさかこのまま商品になるの?ときいたら
「まさかよ!一度濾すよ、買う人の事考えてよ」
と言われてしまいました。
生産者からしても、消費者の顔が見えると、
「ま、いっか」という気持ちではできませんね、
写真の彼は丁寧に作業して下さる養蜂家さんの一人です。
どうしても、最初に削った巣のかけらなどが入るので、
このあとガーゼで濾して不純物を取り除いてから
冷凍保存されます。
さて、この日とれたローヤルゼリーはたったの200g弱!
ローヤルゼリーは人手と手間がかかりますねー。
国産ローヤルゼリーが高いのがうなずけます。。。
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蜂場の帰り道、果樹園に羊がおりました↓
どうやら草刈要員のようです。