音威子府(おといねっぷ)でお手伝い
蜂仕事のお手伝い、本日は音威子府(おといねっぷ)です。
ナルセ養蜂場のある幕別町からは車で約5時間。
音威子府村は人口が820人強で、
北海道で一番小さい村だそうです。
そんな音威子府に毎年岐阜から移動してくる養蜂家さんの
ミツバチを積んだトラックが到着するので、
ミツバチをおろすお手伝いをしてきました。
近くの養蜂家さんも手伝いに来ていたのですが、
彼らもまた本州から移動してきているので、
トラックのナンバーがみんなバラバラ。
岐阜、奈良、久留米、鹿児島。
全国の養蜂家さんが大集結するのが北海道の夏なのです!
トラックから降ろす様子は写真を撮り忘れてしまいました、
前回のブログで見て下さい… →2014.6.14 「ミツバチ到着!」
上の写真は各蜂場へ巣箱を並べ終えたところです。
並べ終えたら、次は電柵張りをします。
北海道の山では熊が出て、
はちみつを求めてミツバチの巣箱を荒らしてしまうので、
巣箱の周りにはぐるりと電柵を張るのです。
線に電気を流して、
熊が触るとピリっときて中に入れない様にするのです。
これは別にミツバチとクマ専用、という訳では無くて、
鹿やイノシシなんかが畑を荒らさない用に普通に売られてるモノです。
でも根性のあるクマが、電柵の下の地面を掘って
中に入ってきてたりすることもあります!
蜂場がある山は北海道らしく白樺が多く、とてもさわやかでした。
白樺の木の間に巣箱を置いている場所もありました。
この山では今は「シコロ」という木の花が咲いているようです。
この後は「アザミ」の花の蜜がとれるといいなぁ、
というところだそうです。
気の早いアザミが少しだけもう花をつけていました。
アザミから採れるはちみつは、すこし緑がかっていて、
オイルの様に輝くオイルグリーンでとても神秘的なのです!
今年はどうなるでしょうか!?
国産はちみつ
ナルセ養蜂場