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カテゴリー: ミツバチの移動

蜂箱おろし

またひとり、養蜂家さんが北海道へ上がってきました!

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今日は蜂箱おろし。

トラック一杯に巣箱を積んでくるので、

移動の時は積み込み時も、おろす時も

近所の人や養蜂仲間がみんなで手伝います。

(昨年の様子はこちら→2014.06.14 ミツバチ到着!

 

お天気があいにくですが、

曇って気温が低い方が蜂の活動が抑えられるので

こういう日には好都合です。

20150613171331.jpg

いつもながら、巣箱が積まれたトラックは壮観。

全て木の箱ですが、使用年数によっていろいろな色になってて

素敵なのです。

 

実はこの北海道への移動は昔も今も命がけ。

本州からは北海道へトラックで巣箱を運びますが、

運ぶ時は当然巣の入り口(巣門)を閉めて、

中からミツバチが出てこないようにします。

しかし、昼間ミツバチを閉じ込めておくと、

巣箱の中の温度が上がりすぎて、

最悪の場合巣箱のなかのミツバチが全滅する恐れがあるのです。

 

どの養蜂家さんも北海道に早朝着くようにトラックを走らせます。

そのためにはどうしても東北地方を昼間走る事になるのですが、

この時期の東北はフェーン現象でたまにぐっと気温が上がる事があるのです。

 

しかも、北海道ですぐに採蜜に入れるように、

本州でミツバチの数を巣箱いっぱいになるように増やしてあります。

密度が高いと当然温度が上がりやすい。

「良いハチ」(良い群)ほど死にやすいというジレンマがあります。

 

良いハチを殺さないために、さっきのトラックに積んである巣箱は

ちょっとした仕掛けがあります。

普段、採蜜につかっている巣箱は「継箱(つぎばこ)」といって

巣箱が2段重なった2階建てものが多いです↓

(移動せず、定置で採蜜しているところは更に積んで3段、4段にしていきますが、移動が多い日本では2段が主流)

20150613171332.jpg

上の写真は採蜜の時。

 

継箱いっぱいにハチを増やした良い群を殺さないために、

「半丈(はんたけ)」と呼ぶ箱をひっつけて、少し空間をつくっています。

 

これが今回おろした巣箱。↓ 

20150613171333.jpg

フタを開けると、

こんな感じ

20150613183317.jpg

半丈の部分は巣板が入っていなくて、

空間があいています。

20150613183319.jpg

 トラックから降ろしたら、

この半丈は取り除きます。

このまま放っておくと、この空いてる空間に

ミツバチがいずれ巣を作ってしまいます。 

20150613183318.jpg

半丈をとって、フタをすると。

20150613183320.jpg

 見慣れた姿になりました。

 

あとはミツバチが蜜を集めてくれるのを待つのみ!

お天気と花の状態とにらめっこです。

 

国産はちみつ

ナルセ養蜂場

 

またまたミツバチ引き揚げ

今週もミツバチの積み込みのお手伝いです。

夏の間北海道にはちみつを採りに来ていた養蜂家たちは

ミツバチの越冬のために本州各地へと戻っていきます。

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雪がある風景も、もう普通になった北海道。

今回手伝いに行った養蜂家さんでほぼ最後の移動です

 

ミツバチの移動は巣箱ごと、

巣箱の入り口を閉め、ミツバチが外に出てこない状態にして

トラックに積んで移動しますが、

 

積み込みの作業をしていると、たまにあるんです。

「あれ?どっかからハチ漏れてない?」

ということが。

 

巣箱は木製なので、たまに穴が空いてしまうのです。

 

そして今回も、

やけにハチが外に飛んでないかい?

と、穴をはっけーん!

20141124141228.jpg

そんなときはシリコンをチュッとつめて穴をふさぎます。

 

20141124141229.jpg

はい、いっちょあがりー。

ネジの頭と同じくらいの小さな穴、

5~6ミリでしょうか?

人間にはとても小さな穴でもミツバチは出てきます。

 

もっと応急的に、ティッシュをつめて

ガムテープでべたべた貼っておく!

という技を使う方もおります。

 

気づかずに出発すると、

道中でミツバチが漏れてエライコッチャになってしまいますから、

気を遣うところでございます。

 

さてさて、積み終わりましたよ!

20141124141227.jpg

 

このトラックはフェリーで津軽海峡を越えて、

陸路で関東を目指します。

無事に着きますように!

 

同じ積み込みの記事はこちらから↓

→2014.11.15 ミツバチ引き揚げ

→2014.10.05 さよならミツバチ

 

国産はちみつ

ナルセ養蜂場

ミツバチ引き揚げ

ついに十勝の幕別町にも雪がちらつきました!

晴れた日もキリリと寒くて、冬らしくなってきました。

でも、これからまだまだ寒くなります!

 

養蜂家さんのミツバチたちは10月頃から

越冬のためにぞくぞくと本州に戻っておりますが、

→2014.10.05 さよならミツバチ

それも佳境です。

 

先日もミツバチの積み込みのお手伝いに、

 20141115141650.jpg

 

積まれた巣箱はいつもながら素敵です。

 

20141115141651.jpg

 

ミツバチの巣箱は、養蜂家さんが手作りしている事が多く、

養蜂家仲間では巣箱を見れば

「あ!あれはあそこの箱だな」

とわかるのだそうですよ。

 

積み込みは人手がいるので、みんなが手伝いに集まりますが、

みんな順番に引き揚げていくので、

だんだん人も減ってきます。

ここから先は、積み込みの前に雪かきだ!

ということもあるかも!?

 

お手伝いから帰ってくる途中、

高速道路も雪が降っていました。

20141115141652.jpg

 

北海道のながーい冬が始まりました!

 

国産はちみつ

ナルセ養蜂場

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