はちみつを使った古代ケーキ
- 2015/01/26 13:36
先日手作りのケーキをいただきました。
甘みははちみつだけ!というケーキで、
なんとあのイタリアのポンペイで見つかったレシピを
再現した(!?)というケーキです。
古代ローマの人たちもはちみつを利用してたんですね。
リング状。
ふわふわのスポンジではなくて、
表面はしっかり固く、持つとどっしり重いです。
中はイチジクとナッツがぎっしり、
食べる前は「パサパサなのでは?」と心配していたのですが、
そんな事はなくて、パウンドケーキとシュトーレンの間のような感じ。
甘さは控えめで滋味深く素朴な味。
イチジクの甘さとはちみつが主張しすぎずじんわり染みてきて、
食べていくとだんだんやみつきになります。
こんなケーキがあったなんて、
まさかこれが主食ではなく、デザートかおやつなんでしょうから、
素敵な食生活だったんですねー。
人間ははちみつとミツロウを採るためにミツバチを飼っていましたが、
紀元前2400年ころのエジプトの画に
現存する最古の養蜂の様子があるのだそうです。
4400年間も人間に甘みを提供してくれているんですね、ミツバチは。
としみじみ古代生活に思いを馳せたのでした。
ナルセ養蜂場