ミツバチの餌やり
名古屋での物産展を無事に終え、
北海道に戻ってまいりました。
物産展では、このブログを見て、
「はちみつ入り生チョコ」を作ってくださった方や、
それまではちみつは苦手だったのに、
ウチのはちみつがきっかけで好きになり、
今ではいろいろ試している、という方など
直接お話ができてとても楽しかったです。
さて、ついで、といってはなんですが、
せっかく名古屋まで行ったので、
養蜂家さんの元へ、
越冬しているミツバチたちの様子を見に行いきました!
岐阜県某所。
梅の花がもう終わりかけでございました。
今日は餌やりだということで、
当然お手伝いを!
ミツバチが集めてきたはちみつは、
当然ミツバチの越冬用にも残しておきます。
はちみつでいっぱいの巣を入れて冬を越させますが、
春先には貯金が尽きて少し不足気味に。
肌寒い日もあり、まだ花も少ない春先は、
自然の餌が豊富とはいえません。
エサの枯渇は巣の全滅につながります。
そこで、花の蜜の代わりになるエサを与えます。
花の蜜の代わりとはズバリ、砂糖水。
ポリタンクに砂糖水を作って、
巣の中に設置してある給餌器に注いでいきます。
砂糖水を入れたポリタンクは重く、重労働。
エサを入れ終わった巣箱の中。
巣箱一番奥(写真上)にあるのが給餌器(ただの箱ですが)
砂糖水をナミナミと注いであります。
上に乗せてあるビニールパウチのようなものに入っている茶色いものは、
もう一つのエサである「代用花粉」。
ミツバチの食事は花の蜜と花粉なので、
花蜜の代わりは砂糖水、花粉の代わりが代用花粉です。
代用花粉はきな粉とビタミン剤を混ぜたような感じ。
(花粉はタンパク質とビタミンがたっぷり)
作りたては匂いもきな粉みたいですが、食べてもおいしくありませんでした。
パウチを破っておいてあります。
ミツバチたちはいい感じに数を増やしていているみたい。
働き蜂の寿命は夏季は1か月程度、冬季で3から6か月程度といわれます。
次に北海道で会うときには写真のこの子たちは
代替わりしていないんだろうな…
三代目は久しぶりの現場の手伝いでたのしそう。
手に蜂をくっつけてます。
岐阜県は近代養蜂発祥の地と呼ばれ、
ミツバチの碑があるのでそこにも行ってきました。
ミツバチに、日頃の感謝と今年もよろしくと伝えて、
帰路につきました。
国産はちみつ
ナルセ養蜂場