
ミツバチの巣
ミツロウとはミツバチの巣そのもののこと。ミツバチは蜂蜜を原料に体内でロウを作り、体から分泌して自分たちの巣を造ります。
私たちは太古の昔からこの天然のロウを、ロウソクやワックス、口紅、クレヨンなど幅広く利用していました。
巣は六角形の部屋が並び、子育てや食料の貯蔵に使われます。写真左下の蓋がしてあるのは子育て部屋、中では蛹が羽化の時を待っています、
中央は花粉が貯められていて赤、白、黄色とカラフルです。そして右上のきらきら輝くのが蜂蜜。

採蜜時の副産物として
ミツバチは巣の部屋で蜂蜜を貯蔵します。花の蜜を部屋にいれ、水分を飛ばし、蜂蜜へと変わったらミツロウで部屋に蓋をして、貯蔵しておきます。 蜂蜜を分けてもらうには、このミツロウでできた蓋「ミツブタ」を切り取って、中の蜂蜜だけを取り出します。そのため、採蜜時には副産物としてミツブタが集まるのです。これを集めて溶かし、ごみを濾しとりました。

天然の色と香り
ミツロウはおおむね黄色い色をしていますが、時期によって明るいレモン色、赤みのある色、茶色っぽい色、緑っぽくくすんだ黄色なこともあります。ミツバチが食べる周りの花の状況で色や香りにバラツキがあります。天然のもののためご了承ください。副産物とは言え、1gのミツロウを作るのには10gの蜂蜜が必要ともいわれるほど。ミツバチたちの労働の結晶です。 ミツロウの色について

ただ布でゴミを濾しただけの、天然素材としての「ミツロウ」となります。
簡易精製しただけのミツロウのため、花粉など目に見えない不純物までは取り除かれていません、クリームなど肌に使われるものを作る場合は必ずパッチテストを行いご自身の判断で使用をしてください。
食べて害があるとは思いませんが、食用としては販売していません。

北海道産 みつろう 100g
メッシュでゴミを濾し取っただけの未晒しみつろうです。黄色い色は花粉などに影響されるので、その時々で多少色が変わります。板チョコのように手で簡単に割れますが、
手作業による加工のため形や大きさがまちまちで少々不格好なのはお許しください。
レターパックライトでの発送いたします、レジ画面からお選びください。
※3コまで430円、ブロックと同梱ご希望の場合は別途お問合せ下さい。
※レターパックライトの場合代引きはできません。
一度で少量しか精蝋出来ません、売切れの際はご容赦下さい。


北海道産みつろう(ブロック)100g
100gのブロックです。
レターパックライトで発送いたします、レジ画面からお選びください。
(7コまで430円、ツブツブと同梱ご希望の場合は別途お問合せ下さい)
※レターパックライトの場合代引きはできません。
一度で少量しか精蝋出来ません、売切れの際はご容赦下さい。

基本のみつろうクリームの作り方
木製品のワックスに、練り香水にどうぞ。
[ 材 料 ] みつろう5g、植物オイル(ホホバオイル、オリーブオイル、太白胡麻油など)30g、精油(お好みで)3~5滴
[ 作り方 ] 1、みつろうと、植物オイルを湯せんで温めみつろうを溶かします。
みつろうは65度~70度で溶け始めます、焦らずゆっくり溶かして下さい。
このときみつろうを完全に溶かして混ぜ、オイルとしっかり馴染ませる事がポイントです。
(直火にかけると危険です。湯せんするか、低温に設定できるIHヒーターを使用して下さい)
2、容器に移して精油を加えます。
精油は熱に弱いので、みつろうが冷めてうっすらと膜がはる頃加えるのがポイントです。
☆みつろうと植物オイルの量を割合で固さを加減できます(みつろうを多くすると固くなる)
実際にみつろうクリームを作った様子はブログをご覧下さい
→手作りみつろうクリームの作り方
