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北海道中川郡幕別町札内新北町40-1

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完全非加熱のはちみつ

2023年産完全非加熱シナ蜂蜜の販売はありません。
2023年産完全非加熱レンゲ、リンゴ、トチ、アカシア、クローバーは完売いたしました。
ナルセ養蜂場のはちみつは全て「高温加熱処理」などをしていない、いわゆる「生はちみつ」にあたりますが、瓶詰め時にはハチミツを温めております。 特に冬季ははちみつが結晶するため、結晶を溶かしてから瓶詰をしております。

完全に非加熱で瓶詰したものが欲しいとのお問合せが増えてきたため、2016年より完全非加熱の蜂蜜の販売を開始いたしました。夏期に瓶詰めしたもののみの販売になりますので、売り切れの際はご容赦下さい。 完全非加熱はちみつは、採蜜してから一斗缶で保存された蜂蜜を常温のままメッシュを通し瓶詰めした物です。
(ナルセ養蜂場の地下倉庫は盛夏でも25℃以下を保っています)
非加熱のはちみつについて、詳しくはこのページの下をご覧ください。

メッシュをまったく通ってくれない場合は、普段よりも目の粗いものに変更いたします。 そのため、まれに黒い粒のようなものが入ることがありますが、ミツバチや巣に由来するものなので、 そのままお召し上がり下さい。

完全非加熱はちみつ


完全非加熱
北海道産オオハンゴンソウ蜂蜜200g


完全非加熱はちみつ1000g


完全非加熱
北海道産オオハンゴンソウ蜂蜜1000g

[ 名 称 ] はちみつ   [ 原材料 ] 北海道産オオハンゴンソウ蜂蜜   [ 保存方法 ] 直射日光を避け常温で保存
[ 採 蜜 ] 2023年9月:日高地方   [ 賞味期限 ] 採蜜より3年



非加熱はちみつの販売について 0

はちみつは採蜜時に入ってしまった巣の欠片などを取り除くために目の細かいメッシュを通し、 濾してから瓶詰めをいたします。常温の状態では粘性が高すぎてメッシュを通りにくく、 まる1日放置しても、ほとんどメッシュを通過してくれません。

非加熱はちみつは、採蜜され一斗缶で保存された蜂蜜を常温のままメッシュを通し、瓶詰めした物です。
(ナルセ養蜂場の地下倉庫は盛夏でも25℃以下を保っています) メッシュをまったく通ってくれない場合は、普段よりも目の粗いものに変更いたします。
そのため、まれに黒い粒のようなものが入ることがあります(ミツバチや巣に由来するものなので、そのままお召し上がり下さい)。

当店では「非加熱」と表示のない通常のはちみつは瓶詰めの際に40℃程度まで加熱し、 メッシュを通しやすくしております。
また、冬ははちみつが結晶し、固体となってしまうため、 温めて液体に戻してから瓶詰めします。

結晶を溶かすためにアカシアは40℃程度、シナ蜂蜜は50℃近くまで温度を上げます。 (種類によって結晶の溶け方に差があります、結晶を溶かすには、色や香りの変化が少ない60℃~65℃で30分の加熱を行うのが適当であるとされます (参照:ハチミツの科学)。 この見解から当店のQ&Aでは、はちみつ自体の温度が60℃を上回らないよう「お湯の温度60℃以下で湯せん」と表記して参りました。)

私どもはこの通常はちみつも 良い品質の国産はちみつであると、自信をもって提供しており、
完全非加熱のはちみつはどちらかと言えば、 健康食品としての側面が強いと考えます。
これを前提として、はちみつを選んでいただければと思います。


完全非加熱はちみつ
はちみつを瓶詰タンクの移すときに、ステンレスの
金網に更に布を2枚重ねてはちみつを濾しています。


完全非加熱はちみつ
「完全非加熱です」というラベルが目印です。
もう少し詳しく はちみつの酵素について 0

非加熱のはちみつを求められる理由とは
はちみつの中の成分が熱に弱く、それが壊れてしまうことを避ける栄養的なもの。
アーユルヴェーダ(インド・スリランカ発祥の伝統医療)など思想的なもの。
などがあるようです。
後者の場合は是も非も無く完全非加熱を選ぶことになると思いますので、
ここでははちみつの栄養成分が加熱によってどれほど失われるか、
すこし詳しく見てみたいと思います。

ミツバチの巣箱の中は常に35℃前後にミツバチによって制御され、
外気温が10℃を下回る冬の季節でさえも、30℃を保っています。
つまり、自然の状態では常にはちみつは30℃以上の温度の中で保存されていることになります。
(個人的な見解ですが、アーユルヴェーダの35℃以上、あるいは40℃以上の加熱はNGという考えはここから来ているのかもしれませんね)

加熱によって失われるはちみつ成分の代表的なもので、
一番問い合わせが多いものは酵素です。
酵素は生体内の化学反応の触媒をしているタンパク質ですが、
多くは60~70℃で触媒としての機能を失います。
これは、この温度を超えたらパタッと全員が触媒機能を失うというものではなく、
60℃では何%程度、90℃では何%、というように徐々に活性が減っていきます。

はちみつの中の代表的な酵素は
アミラーゼ(ジアスターゼ):デンプンを分解
インベルターゼ(α-グルコシダーゼ ミツバチ由来):花蜜のスクロースを分解しオリゴ糖を生成
グルコースオキシターゼ:グルコン酸を生成
が挙げられます。
(他にカタラーゼ、フォスファターゼ、有機酸を生成する酵素群などがある)

これらは経年によっても徐々に活性が失われていきます。
(はちみつのpH3.8付近ではこれらの酵素は不安定)
(室温、2年間の貯蔵でインベルターゼ活性の減少66% (RYCHLIK 1962))
(室温(20℃~28℃)、7ヶ月貯蔵でアミラーゼは22.1%活性損失 (越後多嘉志 1973))

加熱による酵素の残存活性は、越後多嘉志(1973)によると、
50℃1時間の加熱で
アミラーゼ 90%
グルコースオキシターゼ 25%
α-グルコシダーゼ54%

70℃1時間の加熱では
アミラーゼ 約60%
グルコースオキシターゼ 0%
α-グルコシダーゼ 約20%
となっています。

しかし、酵素活性に差があるはちみつを食べた時に、
人の体にどのような健康的な差が生じるかについては研究がされておりません。
また、60℃程度の低温加熱によって酵素が全て失活するわけでもありません。
加熱によりオリゴ糖やミネラルが失われるということもありません。

私どもとしては、思想的なこだわりがあることを除くなら、
とにかく美味しく食べていただき、結果、健康にも一役買っている、
というスタンスではちみつを召し上がっていただければと思っています。

2016年7月 ナルセ養蜂場

参考文献:
ハチミツの科学 化学と生物 Vol. 13 (1975)
蜂蜜の品質に関する研究 蜂蜜酵素の安定性 日本食品工業学会誌 第21巻 第5号 (1974)
蜂蜜の品質に関する研究 加熱による品質変化 日本食品工業学会誌 第22巻 第4号 (1975)
酵素の化学 福岡大学 機能生物化学研究室のHP http://www.sc.fukuoka-u.ac.jp/~bc1/Biochem/biochem5.htm
一般社団法人 日本養蜂組合 http://www.beekeeping.or.jp/
岡田 一次  ミツバチの科学 玉川大学出版部
トーマス・D. シーリー ミツバチの会議 築地書館


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