マメ科のレンゲは肥料として田んぼで育てられてきました。春にピンクの絨毯が広がる光景は日本の里山を代表する風景です。現在は、田植えが早まりレンゲの花が咲く前に田を起こしたり、化学肥料があるのでレンゲの必要がなくなったり、レンゲの葉や花を食べる虫が発生したり、そもそも田んぼ自体が減少したりと、 レンゲはちみつの採れる環境は年々厳しくなっています。はちみつは貴重になってしまいましたが、どこか懐かしいその味は私たちの郷愁を誘います。

2024年産は昨年同様、あっさりと余韻が軽やかな蜂蜜が届きました。香りは昨年よりやや控え目な印象です。

オールマイティに使える蜂蜜です。「紅茶の色を変えないから好き」「給食で食べた味」（贅沢！）という声をよくいただきます。私も紅茶に入れるのがおすすめです。