百花蜜とはいろいろな花から採れた蜂蜜のこと、なのですが、ソバの花の蜜は独特の風味があり、好き嫌いが分かれるためソバが混ざった百花蜜は「ソバと野草」と特別扱いします。
「山の花で採ろうと思っていたけどソバの播種が思ったより早くて混ざってしまった」とか、逆に「ソバ蜂蜜が採りたかったけれどまだ山に花が残っていたのか混ざってしまった」 というのがこちら「ソバと野草の蜂蜜」というわけです。

ソバのほかに、センノキ、シナノキ、クリなど森の木々の花や、アザミ、オオハンゴンソウ、イタドリなど林縁の草花の蜜が混ざります。 もちろんすべてを把握できているわけではなく、年によっても違います。 ソバというベースはありながらも、他の花の具合で年によって香りなどに違いがあるので、今年の蜂蜜については下の「店主のレビュー」をご覧ください。 どれぐらいソバが混ざっているの？とよく聞かれますが、それはミツバチに聞かないとわかりません、ごめんなさい。

2024年産も昨年と同じく黒糖感が強く、食べやすいです。ソバ以外のほかの花の香りが穏やかなので、単純に「ソバの花の香りが薄くなったソバ蜂蜜」のような印象です。 「ソバ蜂蜜食べてみたいが不安」という方におすすめです。

コーヒーに入れるとおいしいですよ、カステラやクッキーなどの焼き菓子に使ったり、チョコレートやクセの強いハード系チーズと合わせるのもおすすめです。