エントリー

カテゴリー: はちみつレシピ

手作りみつろうクリームの作り方

「みつろう」とは、ミツバチが作り出す天然のロウのことで、

ミツバチの巣の材料になっているモノです。

昔からローソクなどに使われるみつろう、

電気のない時代、ローソクを大量に使う教会では、

はちみつではなく、みつろうを採るためにミツバチを飼っていたらしいですよ。

ローソクにすると、パラフィンより低温で燃えるのでススが出にくいのだとか。

 

そんなみつろうで、手作りのクリームが簡単に作れます。

思ったよりも時間もかからないし、準備もいらないのでお試し下さい。

 

■材料(10gのクリームケースに余るぐらい)

みつろう 3g

ホホバオイル 15g

おこのみでエッセンシャルオイル 1~2滴

20141130174318.jpg

今回はホホバオイルを使いましたが、オイルはお好みで、

アーモンドオイル、ココナッツオイル、オリーブオイル、太白ごま油などを使って下さい。

 

エッセンシャルオイル(精油)は北海道の松の木の精油を使いました、

 

■必要な道具

みつろうを溶かすための耐熱容器(ビーカーや100均の小鍋)

混ぜるための割り箸

できたクリームを入れる容器(市販のクリームジャー)

1g単位で量れるハカリ

湯せんするための鍋 (今回は使いませんでした)

20141130174319.jpg

今回は10gのクリームケース(写真右側100円くらい)と

百均で売っていたステンレスのミルクジャグでミツロウを溶かすことに、

同じくマドラーを用意しました。

小さな小鍋でもいいですが、みつろうを直接いれる容器はロウ専用にすることをおすすめします。

 

■作り方

1,材料をはかります。

20141130174320.jpg

耐熱容器にみつろうとオイルを入れて量ります。

精密に量れる方がいいでしょうが、少しぐらい大丈夫!

クリームの固さが変わるだけです。(みつろうが多いと固くなる)

(思ったものと違うものができてももう一度溶かせますから!)

 

2,耐熱容器ごと湯せんにかけます。

20141130174321.jpg

写真はどうみても湯せんじゃないですね。

今回はステンレスのミルクジャグでしたので、

ホットプレートに直接乗っけました。

温度は弱で。

 

湯せんを指定しているのは、

直火にかけると、急激な温度上昇が怖いからです。

湯せんでも、IHヒーターでもゆっくりじっくり温めてください。

 

20141130174322.jpg

 

最初はこんな感じですが、

 

20141130174323.jpg

だんだん溶けてきます。

みつろうは65度~70度で溶け始めます、焦らずじっくり溶かして下さい。

このときみつろうを完全に溶かして、オイルとしっかり馴染ませる事がポイントです。

 

3、容器に入れ、精油を加える

20141130174324.jpg

 

完全に溶けたら、容器に移し替えます。

精油は熱に弱いらしいので、

割りばしなどで混ぜながらみつろうが少し冷めてきたら1,2滴加えます。

(リップやなどにする場合は控えめかなしで)

 

4、15分ほどして固まったら完成です!

20141130174325.jpg

 

松の木の香りのハンドクリームができました!

とってもいい香りです。

自分で作れば確実に無添加ですね。

 

精油無しでもミツロウの香りがして、このままでもいい香り。

精油を加えたものは、ミツロウの香りが全く気にならなくなって、

ちょっと不思議です。

 

もう少したくさん作って、ボディクリームにすればよかった!

はちみつを加えると、たぶん保湿力アップです。

はちみつを加える場合はロウと蜜が分離しないように、3の手順でよーく混ぜてください。

 

ミツロウの比率を増やし、リップスティックの容器に入れれば、

リップクリームもできます!

 

ただし、ナルセ養蜂場のミツロウは未晒しで、

比較的粗目のメッシュで濾しただけのものです。

花粉などが混じっている可能性があります、

お肌の弱い方は事前にパッチテストをするなどしてください。

 

ミツロウのお買い上げはこちらから~

→北海道産みつろう 10g 86円

 北海道産みつろう 100g 648円

 

松の木のエッセンシャルオイルはフプの森さんのものです、

通販もあるのかな?

→フプの森 http://fupunomori.net/ 

 

国産はちみつ

ナルセ養蜂場

ハニーナッツ試作

「ナッツをはちみつに漬けたものがはやってて、

やってみたらとても美味しいのだけど、つくらないの?」

と何人かの知り合いに同時期に言われました。

 

本日は商品化に向けての試作もかねて、作り方です。

とても簡単なので、お試し下さい。

 

■材料

保存用の瓶 (ナルセ養蜂場の200gの瓶だと、)

お好きなナッツ 瓶に入るだけ(60gくらい入りました)

お好きなはちみつ 瓶に入るだけ(100gくらい) 

※ナッツは市販のミックスナッツがお手軽です、食塩不使用のものがいいかもしれません。

 

■作り方

1,ナッツをオーブンでローストします。

20141124145856.jpg

 今回は160℃、途中ひっくり返して合計15分くらい行いました。

 (150℃で20分くらいされる方から、170℃で10分くらいと、

  色々な方法があるようです)

 ローストナッツを買った場合ももう一度すると良いそうですよ。

 

2、瓶にナッツを入るだけ入れて、はちみつを注いで、

 1週間~10日、ナッツにはちみつが染みこめば完成です!

 ナッツにじゅわっとはちみつがしみてとても美味しいです。

20141124145857.jpg

使い方は、

ヨーグルトにのせたり、トーストにのせたり、

チーズに合わせたり、オシャレで美味しく栄養もバッチリ~

なのでございます。

20141124151730.jpg

クラッカーにクリームチーズ、

そしてナッツはちみつを少しのせれば簡単にオシャレな一品の完成です。

 

今回試したナッツは、全部で7種類でした。

20141124151729.jpg

どれも美味しかったですが、

クルミやピーカンナッツ、マカデミアははちみつがよく染みておすすめ。

ピスタチオも美味しかったな。

クルミは手軽に手に入りますし、絶対外せません。

是非お試し下さい。

 

さてさて、世間からは何歩か遅れておりますが、

商品にできるでしょうか。

 

国産はちみつ

ナルセ養蜂場

しょうがのハチミツ漬

ジャガイモの収穫もそろそろ終わりに近づいている北海道です。

落ちたクルミも外皮が腐ってほとんどなくなり、

エゾリスが忙しそうに冬支度に走り回っているのをよく見かけます。

ナルセ養蜂場のヨメです。

私もそろそろ寒さ対策の心配をしなければなりません。

世の女性の多くがそうであるように、

冬場は手足が冷えきるタイプです。

そんな冬場に作るのが、しょうがのハチミツ漬!

 

シロップを紅茶に入れたり、お湯で割ったりしながら飲みますが、

お料理にも使えて万能選手なんです。

 

作り方は簡単。

生姜をスライスしてハチミツにつけるだけ。

 

材料:

保存用の空き瓶

しょうが(今回は50g)

はちみつ(今回はおおはんごん草のはちみつを200g)

 

作り方:

1,準備。まずは保存容器を煮沸します。

20140927144847.jpg

鍋に瓶がしっかり被るように水を入れ、火をつけます。

熱いところに入れると瓶が割れてしまうこともあるかもしれません、必ず水から。

沸騰したらグラグラさせて2~3分。

(75℃で5分以上、100℃で30秒以上でOKです)

 

とても熱いですから、気をつけて取り出します。

(私は菜箸2本を差し込んで釣り上げました。)

取り出したらそのまま自然乾燥。

(拭いてはダメです、熱いので生姜を刻んでる間に乾きます)

 

2,生姜を刻みます。

生姜はしっかり洗って、雑菌が気になるようなら熱湯に一度くぐらせてからスライスします。

20140927144848.jpg

写真が変な感じがするのは、私が左利きのせいです。

切っていく方向が逆なんですね。

 

皮は付いたままがおすすめですが、

剥いても良いですし、スライスでなく千切りでも。

どちらにしても薄く切る事が大事です。

 

20140927144849.jpg

量ったら50gでした。

(この後30分水にさらしてアクを抜く、という作り方や、

熱湯にくぐらせる、という作り方もよく見ます。お好みでどうぞ)

 

3,瓶に生姜とはちみつを入れる。

先程の瓶に、刻んだ生姜を入れ、はちみつを入れていきます。

20140927144850.jpg

今回はおおはんごん草のはちみつを使いました。

ちょっとフルーティーな独特の風味が生姜とあうかも!?と思ったのです。

 

量は生姜が浸る程度でOKです。

今回はちょうど200gでした。

20140927144851.jpg

このまま1晩か2晩、室温に置いて、シャビシャビになれば完成。

生姜から水分がでて、糖度が下がりますので

その後は冷蔵庫で保存して下さい。

 

使い方

1,飲み物に

お湯割り、炭酸割り、ホットミルクに入れて、紅茶に入れて。

2,お料理に

生姜を使う料理の「生姜+お砂糖やみりん」の代わりに使えます。

ブタの生姜焼き、魚の煮物、それから唐揚げの下味に少し加えると、

ハチミツの効果でお肉が軟らかジューシーになります。

中の生姜も辛みが適度に抜けて食べやすいです。

3,デザートに

ホットケーキにかけたり、アイスにかけても美味しいですよ。

 

 

おすすめのハチミツ 

クローバーはちみつ 200g 821円 スタンダードで使いやすい。

おおはんごん草のはちみつ 200g 745円 生姜にも負けない風味。紅茶向き。

ソバと野草のはちみつ 200g 745円 コクのある生姜漬けになります。

アカシアはちみつ 200g 1,123円 味は間違いないけど、ちょっともったいないかも。

 

国産はちみつ

ナルセ養蜂場

 

ページ移動

ユーティリティ

- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -

新着画像

新着コメント

2024/04/27 from 権限がありません
Re:アカシア採蜜
2024/04/27 from 権限がありません
Re:またまた移動のお手伝い
2024/04/27 from 権限がありません
Re:またミツバチの転地
2024/04/27 from 権限がありません
Re:母の日ギフト
2024/04/27 from 権限がありません
Re:蜂積み込み

新着トラックバック

2024/04/27 from 承認待ち
Re:根雪
2024/04/27 from 承認待ち
Re:スズメバチの襲来
2024/04/27 from 承認待ち
Re:根雪
2024/04/26 from 承認待ち
Re:根雪
2024/04/26 from 承認待ち
Re:ミツロウの手作り紫雲膏

Feed

ログイン

認証フォーム