しょうがのハチミツ漬
- 2014/09/27 14:32
- カテゴリー:はちみつレシピ
ジャガイモの収穫もそろそろ終わりに近づいている北海道です。
落ちたクルミも外皮が腐ってほとんどなくなり、
エゾリスが忙しそうに冬支度に走り回っているのをよく見かけます。
ナルセ養蜂場のヨメです。
私もそろそろ寒さ対策の心配をしなければなりません。
世の女性の多くがそうであるように、
冬場は手足が冷えきるタイプです。
そんな冬場に作るのが、しょうがのハチミツ漬!
シロップを紅茶に入れたり、お湯で割ったりしながら飲みますが、
お料理にも使えて万能選手なんです。
作り方は簡単。
生姜をスライスしてハチミツにつけるだけ。
材料:
保存用の空き瓶
しょうが(今回は50g)
はちみつ(今回はおおはんごん草のはちみつを200g)
作り方:
1,準備。まずは保存容器を煮沸します。
鍋に瓶がしっかり被るように水を入れ、火をつけます。
熱いところに入れると瓶が割れてしまうこともあるかもしれません、必ず水から。
沸騰したらグラグラさせて2~3分。
(75℃で5分以上、100℃で30秒以上でOKです)
とても熱いですから、気をつけて取り出します。
(私は菜箸2本を差し込んで釣り上げました。)
取り出したらそのまま自然乾燥。
(拭いてはダメです、熱いので生姜を刻んでる間に乾きます)
2,生姜を刻みます。
生姜はしっかり洗って、雑菌が気になるようなら熱湯に一度くぐらせてからスライスします。
写真が変な感じがするのは、私が左利きのせいです。
切っていく方向が逆なんですね。
皮は付いたままがおすすめですが、
剥いても良いですし、スライスでなく千切りでも。
どちらにしても薄く切る事が大事です。
量ったら50gでした。
(この後30分水にさらしてアクを抜く、という作り方や、
熱湯にくぐらせる、という作り方もよく見ます。お好みでどうぞ)
3,瓶に生姜とはちみつを入れる。
先程の瓶に、刻んだ生姜を入れ、はちみつを入れていきます。
今回はおおはんごん草のはちみつを使いました。
ちょっとフルーティーな独特の風味が生姜とあうかも!?と思ったのです。
量は生姜が浸る程度でOKです。
今回はちょうど200gでした。
このまま1晩か2晩、室温に置いて、シャビシャビになれば完成。
生姜から水分がでて、糖度が下がりますので
その後は冷蔵庫で保存して下さい。
使い方
1,飲み物に
お湯割り、炭酸割り、ホットミルクに入れて、紅茶に入れて。
2,お料理に
生姜を使う料理の「生姜+お砂糖やみりん」の代わりに使えます。
ブタの生姜焼き、魚の煮物、それから唐揚げの下味に少し加えると、
ハチミツの効果でお肉が軟らかジューシーになります。
中の生姜も辛みが適度に抜けて食べやすいです。
3,デザートに
ホットケーキにかけたり、アイスにかけても美味しいですよ。
おすすめのハチミツ
クローバーはちみつ 200g 821円 スタンダードで使いやすい。
おおはんごん草のはちみつ 200g 745円 生姜にも負けない風味。紅茶向き。
ソバと野草のはちみつ 200g 745円 コクのある生姜漬けになります。
アカシアはちみつ 200g 1,123円 味は間違いないけど、ちょっともったいないかも。