古いラベルとチラシ
大掃除あるあるといえば、
昔のアルバムや雑誌に捕まってしまうことですよね。
ナルセ養蜂場でも発見しました。
おじいちゃんの養蜂日誌!
昭和22年2月吉日とあります。
表紙が下半分ありません。。
途中から昭和23年に変わりました。
文字の周りの飾りがかわいいです。
当時は鹿児島から東北を経て北海道の入っており、
どこの蜂場でなんの蜜が何本採れたとか、
誰かへ蜂蜜をあげたとかが記録してありました。
それから昔のチラシが出てきました!
北海道の店ではなく、鹿児島の家のチラシです。
赤い方には
「生産者より直売 はちみつの店 新装開店!!」
とあります。
はちみつの値段を見ると、
なんと一升ビン入で(2,4kg)450円
ちょっと何がなんだかわかりません。
そして場所の案内は
「田代村麓(磯元自転車店前)」
田代村は現在の鹿児島県錦江町の一部ですが、
村の麓とはこれいかに。
よく見ると黒い文字のチラシは
田代村から田代町へ変わっています。
ウィキペディアによると、
昭和36年に村から町へ変わったそうです。
でもまだ田代町フモト。
近隣の商店にはちみつを置いてもらっていたんですね。
そしてこちらは北海道のチラシです。
「国道38号線札内7号バス停横」と書いてあります。
現在も国道38号線沿いに店があるのですが、
国道38号線の拡張工事前のチラシです。
チラシの草稿も見つかりました!
「生産者から直接皆様へ
絶体純良な天然のままのハチミツです
最高級内地産レンゲ蜜から当地産蜜まで各種豊富に取揃へ
ご贈答用に美麗化粧缶入 瓶詰品等各種用意致しました」
レンゲ蜜は当時から最高級だったんですかね。
それからウチのチラシではありませんが、
これも昔のチラシ↓
とにかく栄養豊富だと、
さらに回虫駆除によいとか、赤痢にも良いとか。
ちゃんと実例が書いてありました。
腸内環境を改善するから抵抗力がつくんだよとのことのようです。
今なら腸内環境を整えてお腹スッキリ!と謳いたいところですかね。
こちらは商品に貼っていたラベルです↓
榀とはシナのことです。
これもラベル。
右側のオレンジのとかレトロで可愛いかも。
戦時中は軍にミツロウを卸すために、
ミツバチのエサ用に砂糖が優先的にもらえたという話も聞きました。
砂糖は人間の食用に出来ないよう、砂が混ぜられていて、
とっても重かったとか。
おじいちゃんの時代に思いを馳せて、
古いものに捕まるのもたまにはいいですね。
国産はちみつ
ナルセ養蜂場