これから、みつ蜂たちが冬を越す三重に巣箱を移動させます。

朝、現場に着くとなんと雪！　蓋の上の雪を落としながらなんとか積み終わり出発。

三重の蜂場、雪は全くなく、暖かい！！　ここでみつ蜂たちは春が来るのを待ちます。

日々、気温も低くなりみつ蜂達の越冬準備も進んでいます。今日は紙あての作業です。

蜜箱の蓋には風が通るように穴が空いています。しかし冬場はここから寒気が入り蜜箱の気温を下げてしまいます。そこで、蓋の部分を被うように紙をあて気温が下がるのを防ぎます。

夏場は継箱一杯にいたみつ蜂も、この時期は4分の1程度に減り巣が余ってしまいます。余った巣は蜜箱から取り出し、余分な蜜ロウを削り来年のみつ蜂達に使います。

削り取った蜜ロウもこのまま捨てることはせず、量が溜まったら溶かし固めて製品としての蜜ロウになります。

紅葉も散り蜂場は落ち葉の絨毯。

大型のトラックに積むためにそれぞれの蜂場から蜜箱を集めます。積み込み最中の写真は忙しくて撮れませんでした。

夏場と違い、巣箱内の温度が上がりその熱によって、みつ蜂達が死んでしまう蒸殺の心配がないので、午前中から積んでゆっくり出発します。本州に渡ってからは越冬の準備が少しずつ始まります。