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カテゴリー: 養蜂のはなし

またまたミツバチ引き揚げ

今週もミツバチの積み込みのお手伝いです。

夏の間北海道にはちみつを採りに来ていた養蜂家たちは

ミツバチの越冬のために本州各地へと戻っていきます。

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雪がある風景も、もう普通になった北海道。

今回手伝いに行った養蜂家さんでほぼ最後の移動です

 

ミツバチの移動は巣箱ごと、

巣箱の入り口を閉め、ミツバチが外に出てこない状態にして

トラックに積んで移動しますが、

 

積み込みの作業をしていると、たまにあるんです。

「あれ?どっかからハチ漏れてない?」

ということが。

 

巣箱は木製なので、たまに穴が空いてしまうのです。

 

そして今回も、

やけにハチが外に飛んでないかい?

と、穴をはっけーん!

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そんなときはシリコンをチュッとつめて穴をふさぎます。

 

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はい、いっちょあがりー。

ネジの頭と同じくらいの小さな穴、

5~6ミリでしょうか?

人間にはとても小さな穴でもミツバチは出てきます。

 

もっと応急的に、ティッシュをつめて

ガムテープでべたべた貼っておく!

という技を使う方もおります。

 

気づかずに出発すると、

道中でミツバチが漏れてエライコッチャになってしまいますから、

気を遣うところでございます。

 

さてさて、積み終わりましたよ!

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このトラックはフェリーで津軽海峡を越えて、

陸路で関東を目指します。

無事に着きますように!

 

同じ積み込みの記事はこちらから↓

→2014.11.15 ミツバチ引き揚げ

→2014.10.05 さよならミツバチ

 

国産はちみつ

ナルセ養蜂場

ミツバチ引き揚げ

ついに十勝の幕別町にも雪がちらつきました!

晴れた日もキリリと寒くて、冬らしくなってきました。

でも、これからまだまだ寒くなります!

 

養蜂家さんのミツバチたちは10月頃から

越冬のためにぞくぞくと本州に戻っておりますが、

→2014.10.05 さよならミツバチ

それも佳境です。

 

先日もミツバチの積み込みのお手伝いに、

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積まれた巣箱はいつもながら素敵です。

 

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ミツバチの巣箱は、養蜂家さんが手作りしている事が多く、

養蜂家仲間では巣箱を見れば

「あ!あれはあそこの箱だな」

とわかるのだそうですよ。

 

積み込みは人手がいるので、みんなが手伝いに集まりますが、

みんな順番に引き揚げていくので、

だんだん人も減ってきます。

ここから先は、積み込みの前に雪かきだ!

ということもあるかも!?

 

お手伝いから帰ってくる途中、

高速道路も雪が降っていました。

20141115141652.jpg

 

北海道のながーい冬が始まりました!

 

国産はちみつ

ナルセ養蜂場

さよならミツバチ

夏の間北海道にいた養蜂家さんたちが

本州に帰る季節がやってきました。

20141005142930.jpg

北海道の冬は寒いので、

北海道に拠点を置く養蜂家さんでも冬越しに本州へ渡る人は多いです。

 

どうやって本州へ渡るのかというと、

巣箱ごとトラックで移動するのです。

このミツバチの移動は養蜂家にとって一大イベントで、

先週の日曜日に、私、ナルセ養蜂場のヨメもお手伝いに行ってきました。

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移動用に仕立てられた巣箱が蜂場(ほうじょう)に並びます。

時間が早かったので人間はちょっと待機。

ミツバチたちは昼間外に働きに出ていて、

夕方寒くなってくると自分の巣箱に戻ってきます。

外勤ミツバチたちが帰ってくる頃を見計らって、

巣箱の出入口(巣門といいます)を閉めて、トラックに積込みます。

 

待機している間に周りを散策。

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なんと!この蜂場にはシメジが生えているのです!

天然のシメジなんて初めて見ました。

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うーん、スーパーでたまに見る「ホンシメジ」ってこんなんかも。

でも私には他のきのことの見分けがイマイチ。

 

どんぐりもなってました。

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かわいいです!

森の動物たちも現在冬越しの準備の真っ最中と思われます。

 

さて、だんだん寒くなり、

ミツバチたちも巣箱に帰ってきました。

積み込み開始です!

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トラックに運ぶのは一箱一箱人の手で。

巣箱を持ち上げて、

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台の上に2つ重ねて、

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2箱一緒に背負うスタイルが一般的。

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ナルセ養蜂場3代目の頭のタオルにミツバチがくっついるようにみえるのは、

気のせいではありません。

早く巣に戻らないと置いて行かれるよ-!

私は2箱も運べないので、1箱ずつお腹に抱えて運びました。

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ちなみに、巣箱はそんなに軽くないです、

この日は一箱10kgくらいあったでしょうか?

もっと重いかな?

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写真奥では巣門を閉める作業をしています。

…頭のミツバチ、まだくっついています。

ちなみに、車の中でミツバチが1匹2匹飛んでいようが、

養蜂家たちはあんまり気にしません。

 

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トラックに巣箱が積み上げられると壮観です!

みんな同じ木の箱ですが、使い込み具合によって色が違いとてもキレイです。

むかし、某大手はちみつ屋さんのスタッフが

「養蜂は道具がほとんど木でできているから好きなんだ」

といっていました。

 

毎回のことですが、積み上げられた巣箱をみると、

運んだ疲労感と、達成感で

うんうん、そうだなー、木でできてていいなー、

としみじみ実感する瞬間です。

 

作業が終わると月がでていました。

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でもまだ終わりじゃなくて、

実はここからが本番。

私たちは手伝えませんが、

ミツバチたちは夜のうちにフェリーで津軽海峡を渡り、

陸路で本州のおウチを目指します。

関東まで、中部まで、九州からきている養蜂家さんだって

陸路で縦断して帰るのです。

 

事故なく無事に着きますように、

来年また北海道に戻ってきてね-!

 

国産はちみつ

ナルセ養蜂場

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