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お店の新顔

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ナルセ養蜂場のナナカマドが真っ赤に色づいています。

 

すっかり秋、涼しい、というより寒くなってきて、

朝晩は「今日こそ暖房をつけるかどうか」で毎日悩んでいます、

ナルセ養蜂場のヨメです。

短い夏が終わった十勝は本日も抜けるような青空です。

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さてさて、そんな秋の日に、

ナルセ養蜂場に新しい仲間が加わっております。

上の写真に写っておりますが、

以前との違いが分かりますでしょうか!?

 

わからないですね、

答えはこの子です!

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じゃーん、

ブラックボードさんです。

 

雨でも落ちにくい

というチョークを採用いたしました。

まだシロしかないので一色で試行錯誤中。

これから道行く人へのアピールよろしく頼むぞ!

 

ところで、庭のモクレンが今年は実をつけました。

上のお店の写真の右側に写っている木です。

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こんな実がなるとは知りませんでした。

袋果(タイカ)というのだそうです、

沢山の袋果が集まって実になってますが、

ハクモクレンはそのうち種を作るのは1個か2個なんだとか。

確かに、上の写真の左側も膨らみが一つだけ、

右側の実も種が一つのようです。

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実が裂けて、種がひょっこり顔を出しています。

もうちょっと時間が経つと、

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こんな風になってます。

糸の様なモノでぶら下がってます。

不思議。

この赤いモノの中に、

黒い種が入っているそうです。

 

蒔いてみようかなー

 

国産はちみつ

ナルセ養蜂場

 

みつろうの作り方

今日はどうやってみつろうを採っているかです。

 

先日書いたように(2014/09/13「北海道産みつろう」

みつろうはミツバチが体内で作り出す天然のロウです。

ミツバチは体内で作ったロウを、

お腹にある分泌腺から分泌して巣を作っています。

 

さて、それをどうやって回収しているかといいますと、

 

1,蜜蓋の回収

蜜蓋(みつぶた)とは出来上がったはちみつが入った巣房にするフタで、

これもミツロウでできています。

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(↑この白いのが蜜蓋、巣房の穴がふさがれています。)

はちみつを採る時に、この蜜蓋を切り取ります、

詳しくはこちらで→採蜜のようす

20140913154314.jpg

 

蜜蓋は薄いので、1枚から採れる数は知れているのですが、

ちりも積もればなんとやらで、

これが結構沢山貯まるのです。

 

2,ムダ巣(天然巣)の回収

ミツバチ

の巣箱の中には、巣板という木の枠が入れあります。

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この枠に巣を作ってもらうようにしているのですが、

この巣板の数が巣箱一杯では無い時など、

巣箱の中に隙間を見つけると、

ミツバチたちは木の枠の外にも巣を作ってしまいます。

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こんな風に。

これは、ミツバチにとっては無駄ではないのでしょうが、

巣板にひっついていると、遠心分離機に入れられないし、

いろいろ作業の邪魔になってしまうので、

ムダ巣、あるいは天然巣と呼ばれております。

これも回収いたします。

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↑ナルセ養蜂場三代目がムダ巣を切っているようす。

 

これらを集めて、まずゴミを取り除きます。

沢山の水と一緒にグラグラと煮てよく混ぜて、冷ましますと、ミツロウがもう一度固まって、

比重の違いから、

ミツロウの層と、混ざっていた不純物(ミツバチとかも混ざってます)の層、水の層とキレイに分かれるのです。

(簡易精製とよばれます)

そしてミツロウの部分だけを取り出します。

 

ここまでが養蜂家さんの手元で行われる仕事。

 

だいたい一斗缶にどっかんと作られるので、

小分けにするために、

ミツロウをもう一度溶かします。

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(↑ナルセ養蜂場は小さいので、普通の片手鍋で溶かしてます。)

 

そして

タラタラと細かく垂らして冷やして固めれば

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できあがり!

 

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ミツロウ独特の香りがします。

キャンドルにするとアロマを入れなくても優しい香り。

パラフィンより低温で燃えるので、

ススが出にくいのだそうですよ。

 

お買い上げはこちらから↓↓

北海道産みつろう 10g 86円~

 

国産はちみつ

ナルセ養蜂場

 

北海道産みつろう

先日結婚式を挙げましたナルセ養蜂場のヨメです。

さて、みなさんは「みつろう」ってご存知ですか?

なんか聞いたことあるような?

 

みつろうというのは、ミツバチの巣の材料になっている蝋(ロウ)のこと。

20140913120113.jpg

↑ミツバチの作るあの六角形の巣はミツロウというロウでできています。

 

ミツバチが作るロウなので蜜蝋(ミツロウ)。

英語だとbeewax、beeswax(ハチのロウ)というようです。

ミツバチが体内で作り出す天然のロウなのです。

 

ミツバチが体内で作るので、当然ミツロウの質は

ミツバチの食べるものに左右されます。

質といっても、主に色や香りですが。

ミツバチの食べるものといえば、花のミツと花粉。

例えば、アカシアの時期なんかは白っぽい巣に、

トチノキの花粉は赤いので、ほんのり赤い巣に、

茶色っぽい蜜が取れる時期に作られる巣は茶色っぽいです↓

20140713113021.jpg

 

でも全体的にはだいたい黄色い色をしています。

 

そしてこのミツロウは昔からいろいろなものに利用されてきました。

まず思いつくのはロウソク。

電気のなかった時代、

特にヨーロッパの教会なんかではとてもたくさんロウソクを必要としていたので、

はちみつというよりも、ミツロウを採るためにミツバチを飼っていたとか。

それから、クレヨンや化粧品、艶出しのワックスに、

革製品を縫う糸にもミツロウを染みこませています。

 

最近では自分でリップクリームやハンドクリームを作ったり

キャンドルを作ったり、アロマバーを作ったり、

個人で使われる方も多いようです。

 

というわけで、

ナルセ養蜂場でもみつろうを販売する事になりました!

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使いやすいよう細かいフレーク状にしてあります。

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とはいえ、

機械でやっているわけで無く、

自分達で手作業でやっておりますので、

色々な形があり少々不格好。

 

湯せんするなどして溶かして使います。

キャンドルにすればミツロウ独特の良い香りが、

オイルと混ぜれば簡単に手作りハンドクリームなどが作れます。

 

ハンドクリームなどを作る時は少量でできてしまいますので、

10gの少量から販売いたします。

ご注文はこちらから↓↓

北海道産みつろう 10g 86円(税6円)

北海道産みつろう 100g 648円(税48円)

北海道産みつろう 200g 1,188円(税88円)

北海道産みつろう 200g×3パック 3,240円(税240円)

 

クリームの作り方もこちら↓

「基本のみつろうクリームの作り方」

 

一度自分でリップクリームを作ると、

とってもお値打ちに確実に無添加のものができて、

皆さん使い心地にやみつきになり、

「もう市販のモノは買えない!」という気持ちになるそうですよ!

エッセンシャルオイルなんかを入れて自分好みにカスタマイズできますし、

いろいろな作り方がネットに沢山載っているので

これから乾燥の季節に是非おためしください。

 

国産はちみつ

ナルセ養蜂場

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