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シナ山へ移動

十勝では小麦が金色に色づき、

畑のパッチワークが美しい季節です。

 

アカシアなどの採蜜が終了し、

ナルセ養蜂場にもアカシアのはちみつが届きようやく販売再開!

と同時に、ミツバチ達は次なる場所へと移動です。

シナノキが生い茂る山へあげます。

 

と、その前に、こちら今回の移動先↓

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もう花が始まっているのか、シナの良い香りが漂っています。

ですが、草ボウボウで、とても蜂箱おけません。 

 

なので、まずは草刈!20150719135523.jpg

じゃーん!トラックに乗せて持ってきたのは、

ミツバチの巣箱ではなく、乗用の草刈り機です!

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はっはー、楽チンじゃー。

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綺麗に刈れました!これで移動準備OK!

 

そしてこちらは、まだ平地におります、

本日移動するミツバチちゃんたちです。

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巣箱の様子、いつもと違うのがわかるでしょうか?

2段に積んである巣箱やフタが、移動中ずれないように、

ヒモでくくってございます。

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プレゼントのリボンのようです。

夕方になり、涼しくなってミツバチが巣箱に帰ってきたら

巣箱の出入り口を閉めて、トラックへ積み込み始めます。

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積み終わり!夏なので周りはまだ明るいですね。

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さあ、シナ山へ出発です。

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暗くなる中、山へ向かって走ります!

今日は2時間半ほどかかる見込み。

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着いた頃にはさすがに真っ暗です。

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トラックのヘッドライトの光を頼りに巣箱を並べていきます。

先程草刈した場所ですよ、昼間は気持ちの良い山の中も、

真っ暗で人気のない夜は、ちょっと怖いのです。

ライトのせいでおっきな蛾が飛んできたりしますしね。

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並べ終わりました!

ヒモをほどくのはまた今度ですが、

巣箱の入り口、巣門を開けるのは忘れずに。

 

国産はちみつ

ナルセ養蜂場

特選一番アカシアはちみつ販売開始

アカシアの採蜜シーズンを終えようとしています。

まだ北海道全体の様子は分かりませんが、

昨年に比べ順調に採れたのではないでしょうか!?

 

アカシアに来ているミツバチの写真が届きました。

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アカシアの花のおしべとめしべは普段は花弁の中に隠れていて、

ハチが着陸して体重をかけて花びらを下に押すと、

中からおしべとめしべが出てきて、

ハチのお腹に触って、花粉をくっつける仕組みです。

上の写真はミツバチちゃんが綺麗に脚で花びらを下げて、

ちょうどおしべとめしべが出てくるところ!

実はあんまり小さい虫が乗っかってもでてこないのです。

花粉を作るのもタダではないので、

無駄打ちはしたくない!という事ですね。

 

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こっちの子も上手にお腹に花粉を付けております!!

 

20150704180741.jpg

ああ!まだ開ききっていない花に無理矢理顔を突っ込んで!

かわいいです。

よく見ると後脚も、中脚も上へぐるりとそっくり返って(?)おります。

こ、こんなに曲がるんですねぇ。すごい。

 

そして、写真だけでなく、

アカシアのはちみつも採れたてほやほや

第一弾が届きました!

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さっそく中身を確認いたします。

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こ、これは!

なんと綺麗な。

こちら札幌で採れたアカシアです。

札幌というと、都会のイメージですが、ちょっと車で走れば

まだまだこんなに綺麗なアカシアはちみつが採れる山があるのです。

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この透明度!

味わいも、まったくクセがなくて、文句なく、特選一番です!

というわけで、綺麗なアカシアはちみつが

一足先に届いたので、「特選一番アカシアはちみつ」

だけですが、早速販売再開です。

 

ご注文はこちらから

北海道産特選一番アカシアはちみつ

お中元にもどうぞ

2015年お中元

 

国産はちみつ

ナルセ養蜂場

 

ミツロウの色

蜂場で、落ちていたミツバチの巣を拾いました。

20150627160538.jpg

白い巣と黄色い巣。

 

何が違うのかというと、

白い巣は蜂場に落ちていて、一週間ほど放置された巣、

黄色い巣は今日巣箱からとったばかりの巣です。

 

詳しいことはよく分かりませんが、

ミツロウは日に当てておくと

だんだん色と香りが抜けていくらしいのです。

日に当てて色を抜いたミツロウは

「晒しミツロウ」といいます。

 

上の写真の白い方は何日間か日にさらされて、

自然に晒しミツロウになっちゃったんですね。

ちなみに、水分も抜けるからか、

隣の黄色い巣と同じくらいの大きさですが、

白い方が軽く、パサパサしています。

ぎゅっと握ると黄色い方はガムのようにまとまります。

白い方もいちおうまとまりますが、

モロモロと崩れる量が多いです。

 

ちなみに、この巣は本当は

「落とされていた」という方が正しいでしょうか。

 

これらの巣は「ムダ巣」と呼ばれ、養蜂家に取り除かれた巣です。

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写真はわれらが三代目。

巣板の下の方に少し巣がぶら下がっているのが見えるでしょうか。

内見(巣の中のチェック)の時や採蜜の時に、

こんな巣を発見すると、

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ぺりぺりと剥がして(簡単にはがれます)

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ぽいっと外に落とされます。

蜂がくっついていて、地面の色とわかりにくいですが、

赤い点線で囲ったところにあります。

 

ミツロウをとるために、最後にムダ巣を集めて回ったりしますが、

仕事中はそれどころではないので、

取りあえず置かれます。

 

ちなみに、

ムダ巣にくっついているミツバチ達が、

巣箱に戻りやすいように、

置くのは巣門(すもん:巣箱の入り口)の前と決まっています。

間違っても逆側(上の写真では巣箱の奥側)には置きません。

 

20150627160544.jpg

 

日にさらすと色が抜けてしまいますが、

ミツロウはミツバチの体内で作られるロウなので、

食べ物(花蜜や花粉)の影響をうけるようです。

時期によって黄色みに強い巣になったり、

赤みを帯びていたり、黒っぽかったりと、

違いがあるんですよ。

 

国産はちみつ

ナルセ養蜂場

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